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本読み

本の感想や書評、本の案内ブログ、かつ自身の読書記録です。1980年生まれ/男

『採用基準』

 

採用基準

採用基準

 

本書の書名は「採用基準」となっていますが、これからのビジネスで必要となるスキルを書いたもので、そのスキルは「リーダーシップ」でした。頭がよくてもこの能力がないとビジネスでは上手くいかないそうです。そして、そのスキルを持っている日本人は少ないということでした。マッキンゼーに入社する人たちでさえ、最初はリーダーシップがないそうです。しかし、マッキンゼーに入社した後は、この能力を身につけざるを得ない環境も手伝い、彼らはリーダーシップを身につけていくといいます。

リーダーシップを持つことで可能になることは多く、リーダーシップを発揮する機会が増えるにつれて、より大きなリーダーシップを発揮したいという欲望が生まれてくるそうです。このスキルを身につけたマッキンゼーの社員は、会社を辞めることを躊躇わなくなるといいます。自分ならやれるということをリーダシップが担保してくれ、一流の会社から飛び出していくのでした。

ちなみにこのスキル、すべての人が日常的に使え、かつ誰でも訓練で学べるスキルということでした。二人だけの場面でもどちらかがリーダーとしての行動をしていればそれはリーダーシップだといいます。日常のあらゆる場面でリーダシップは求められていて、その都度リーダースキルを磨くことができるのです。

リーダーとしての自覚がある人に対し、それがない人のことを役割意識のある人と本書ではなっていましたが、これまでの自分はまさにそれで、傍観者や評論家になっていたなと反省しました。リーダーシップがあれば、自分の人生をコントロールでき自分の力で人生を設計できるようになるとありました。「欲しいね、そのスキル」という感じでした。