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本読み

本の感想や書評、本の案内ブログ、かつ自身の読書記録です。1980年生まれ/男

『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。』

 

あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。 1秒でこの世界が変わる70の答え

あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。 1秒でこの世界が変わる70の答え

  • 作者: ひすいこたろう
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2015/11/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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書名が気に入ったので著者の名前も確認せずにアマゾンで買ったのですが、著者はひすいこたろうでした。著者が書いた『あした死ぬかもよ』を読んだことがあります。なかなかの傑作でした。それにしても、本書の書名、長いですね。

その書名が意味するのは、世界は白いキャンパスでありそこにどのような絵を描くのかは自分次第であり、結果、世界は面白くもなりうるし、逆に退屈にもなりうるということです。起こった出来事に対してどのように解釈をするのかで、その意味するところは変わり、それに伴い感情や行動も変わってきます。

本書では、もしこんな最悪なケースがあったらどのように解釈をすればいいのかが示されていて、物事には裏表の両面どころか多くの面があることを思い出させてくれました。一見マイナスに見える出来事にも必ずプラスの解釈が存在します。個人的には、プラスに解釈するよりも面白くユニークに解釈するのが好きです。

面白かったのは、他人と意見の違いについてのくだり。人と意見が食い違うことは当たり前であり、真実なんてものは存在しないかのようです。しかし、ただ一つ、100パーセントの真実が存在していて、

「それは「自分は正しい」と思っていることです。

痛快でした。これで、自分の意見が通らなくても当たり前だと思えるようになりそうです。相手も自分と全く同じ程度で自分の主張が正しいと思っているわけですから。他人に期待することがいかにナンセンスであるのかが分かります。相手と意見が異なっても「まあ、この人には分からないか。しょうがないね」と軽く受け流せるようになりたいものです。

一貫して流れているのは、現実を受け入れ、他人を受け入れ、そして自分を愛するという姿勢です。自分を大切にすると周りからも大切にされるとありましたが、自分でも実践したいと思いました。