本読み

読書記録。1980年生まれ/男

『読んだら忘れない読書術』

 

読んだら忘れない読書術

読んだら忘れない読書術

 

本を読んだのにその内容を思い出せないと、読んだ意味がなかったのではないかと不安になったり、時間を無駄にしたのではないかと思うこともある。読んだ本を出来るだけ効率的に消化し、かつその内容を活かせるようできたらどんなに素晴らしいだろう。そこで本書。

どうすれば記憶に残る読書ができるのかがテーマである。

何度も利用されたことや心が動いたことは、脳にとって記憶しやすいのだという。だから、何度も本を読んだり、べらぼうに面白い本を読めば自然に内容は記憶に残るのだ。これには脳内物質が関係していて、ワクワクしながら本を読めばドーパミンが出るのである。著者は、医者である。

だから、まずは面白い本や自分が興味のある本を読むことが重要なのである。当たり前の話である。

それ以外にも記憶を補助する読み方が大きく二つあり、一つはアウトプットをすること、もう一つは隙間時間に本を読むことである。アウトプットをすることは、何度も情報を利用することだから記憶に残るのも当然である。このアウトプット、ただマーカーを引くだけでも意味があるという。

確かに、ブログで書いた本のことはより記憶に残っている気がする。が、ブログに書くものは基本的に良い本なので、自然に覚えてしまっている可能性もある。

もう一つは、細切れの時間を使っての読書である。時間制限を設けて読書をするとアドレナリンやノルアドレナリンという脳内部質が出て、記憶力がアップするという。著者は、医者である。

また、集中力はその時間が短ければ短いほど高くなるといい、隙間時間こそ読書の時間だという。こう言われると、細切れの時間が大切なものに思えてくる。僕の今の生活で隙間時間での読書は難しいけれど、スマホでも読書が出来る今、それは言い訳にしかならないのかもしれない。

その他、本書で著者のお気に入りの本が随時紹介されていて、いいガイドブックにもなっている。