本読み

読書記録。1980年生まれ/男

『キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか』

 

キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか (幻冬舎文庫)

キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか (幻冬舎文庫)

 

タイトルの疑問文の答えは、Noである。僕が後何年生きるのかは不明だが、その答えが生涯Noであることは確実である。一体全体、誰が「あなた、ちょっと鼻毛でてますよ」などと言えようか。

本書はこういうことってなかなか出来ないけれど、実際にやってみたらすごいすっきりするんじゃねえのということを著者が体当たりで実験したレポートだ。書名は、その難問のうちの一つである。著者は、次々と難題に挑んでいく。ミッションインポッシブルに見えるミッションを次々とクリアしていくのだから、たくましい。というか、凄すぎるのだ。

一番面白かったのは、自分で詩を作って皆の前で朗読をするというもの。そういうイベントがあるらしい。これは絶対にやりたくないと思った。絶対にだ。顔が真っ赤っかになりますもんね、確実に。それに何かある度にその体験を思い出して苦しい思いをしそうだし。

本書を読んでいる時の気分は、テレビでドッキリを見ているときのような気分である。やっている方もドキドキだろうが、読んでいる方も手に汗握ってしまう。「ああもうやめてー」と心の中で叫んでしまうのは、僕がチキンだからだろうか。そんな僕から見ると、著者はレベルの高い勇者だ。