本読み

読書記録。1980年生まれ/男

「将棋界の一番長い日」をニコニコ生放送で観戦

3月1日はA級順位戦の最終局がありました。順位戦では、プロ棋士が5つの組に分かれてリーグ戦を行います。 そのトップクラスがA級です。A級棋士は10人だけで、羽生3冠や谷川九段などがこのクラスにいます。A級リーグで一番良い成績を残した棋士が、名人戦の挑戦者となることが出来ます。現名人は森内名人なので、今期の挑戦者は森内名人と7番勝負を行うことになります。

また、A級で成績の悪かった2名は、その下のB級1組へと降級することになっています。

毎年3月上旬に行われるA級順位戦最終局は、挑戦者と降級する人が決定する日であり、「将棋界のいちばん長い日 」と言われています。

将棋ファンとしては関心があるのですが、その肝心の対局が見れないのでは興ざめであります。衛星放送では見れるようですが、ニコニコ生放送でも見れるのです。僕はニコニコ生放送で見ました。嬉しいことに解説は全員がプロ棋士です。プロの棋士が好き勝手にしゃべる解説は最高でした。しかも、全5局をバランスよく解説してくれるのです。タイトル戦が5つ同時に行われているような贅沢な気分を味わえました。

中村修九段、豊川孝弘七段、佐藤伸哉六段、長岡裕也五段が2人ずつペアになって解説を行っていました。驚いたのが、豊川孝弘7段です。豊川孝弘7段のことは知りませんでした。最初に中村修九段と一緒に解説をしていたのですが、アナウンサーか何かかと思っていました。その割には将棋に精通していたので、将棋の強さが売りのアナウンサーだなと自分の中で納得していました。

ところが、プロの棋士だったのです。中村修九段とのやりとりを見ていると、まさかプロだとは思いませんでした。実は、しゃべりが売りのプロ棋士だったのです。

豊川孝弘七段のトークは、圧巻でした。佐藤伸哉6段とのコンビで解説をしている時には、二人ともボケまくりでした。気持ちのよいくらいにボケまくりでした。二人とも相手がボケているのに、まったく突っ込みません。将棋を見ているのか、漫才を見ているのかよく分からなかったのですが、とにかく面白かったです。いいもの見れましたという感じです。

解説も楽しいのですが、将棋あってこその解説です。信じられないくらいに冗談も多いのですが、解説も丁寧で見ていて飽きません。結局お昼頃から、ほとんど最後まで見ていました。

このニコニコ生放送は人気があったので、プレミアム会員ではなくては見れなかったと思います。プレミアム会員は月額500円くらいですが、この放送だけで軽く元が取れたと思います。願わくば、毎年このA級最終局を休日の日にやってほしいです。仕事でこの放送を見れないなんて、悔しすぎますから。