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本読みのはしくれ

本の感想や書評、本の案内ブログです。このブログは1980年生まれの男によって書かれています(受動態)。

快適に起きるために:「朝5時起きが習慣になる5時間快眠法」

暮らしと健康の本

 

朝5時起きが習慣になる「5時間快眠法」―――睡眠専門医が教えるショートスリーパー入門

朝5時起きが習慣になる「5時間快眠法」―――睡眠専門医が教えるショートスリーパー入門

 

僕は目覚めが悪い。気持ち良く起きることができたらどんなにいいだろうと思うけど、実際に起きる時はいつだって死にそうなくらいに眠い。その死にそうな状況を緩和できたらいいなと思い本書を手にとってみた。

本書の趣旨はショートスリーパーを目指すことだ。ショートスリーパーとは短時間の睡眠(6時間未満)で目覚めることができ、一日中高いパフォーマンスを発揮できる人のこと。睡眠専門医の著者によれば、日本人の9割はこのショートスリーパーになれると言う。

睡眠は時間と質の掛け算によりその満足度が決まる。なので睡眠時間の短さは、質でカバーできるのである。とりわけ眠りについてからの最初の3時間が大切で、この間に成長ホルモンが分泌され各細胞を増やしてくれるそうだ。

意外だったのは、2度寝は体にいいということ。ただし時間は5分間で、一度だけだという。この間にコルチゾールやエンドルフィンといったメンタルに効く物質が分泌されるのだ。なので、最初の目覚ましから5分後にもう一度目覚ましを鳴らし、そこで起きるといいみたい。ただし、この5分は残酷な程、あっという間に過ぎていくだろう(※体験済み)

そしてよく言われるように、仮眠はやはり体にいいようだ。本書には5つの仮眠パターンが紹介されていてどんなに忙しい人でもどれか一つはできるはずである。何せナノナップ仮眠は一秒から数秒の仮眠なのだから。それでも理想は20分の仮眠だという。日本へのシエスタ導入が待たれる。

本書には快適に眠りにつき快適に起きるためのテクニックが多く紹介されている。それは、ストレッチであったり、寝る前に飲む物や、起きた後に食べるものであった。布団や枕の選び方、眠る前にかける自己暗示まであった。それに眠りのメカニズムも解説されているので、睡眠の基本を押さえることができる 。

朝2時起きで、なんでもできる!

朝2時起きで、なんでもできる!

 

本書より3時間も早い2時起きを基本とする著者の本。こちらは早起きで時間を作り出し、その時間を英語の勉強に当て、同時通訳者になった経緯が記されている。究極の早起きの上に、ハードに英語の勉強をする様に圧倒された。真似できるものではないが、同時通訳や翻訳者になるためのヒントも書かれていて英語学習者や早起きに関心のある人にはいいかもしれない。