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本読みのはしくれ

本の感想や書評、本の案内ブログです。このブログは1980年生まれの男によって書かれています(受動態)。

ミニマリスト本!?『アフロ記者が記者として書いてきたこと。退職したからこそ書けたこと。』

社会の本

 

アフロ記者が記者として書いてきたこと。退職したからこそ書けたこと。

アフロ記者が記者として書いてきたこと。退職したからこそ書けたこと。

 

 本書は、元朝日新聞の記者が書いたコラムをまとめたもの。写真にあるように著者の髪型はアフロだ。この髪型、どうにも愛嬌があるらしく、知らない人からも頻繁に話かけられるそうだ。髪型のせいか、著者は年の割に若く見える。笑顔も素敵だ。

記者として書きたいことを書いてきたという著者。それでも、何を書くべきかに悩み、読者からの反応に葛藤する。橋本元市長の施策や朝日新聞の誤報についても書かれていて、朝日新聞を読まない自分にとってはそんなこともあったのかという感じであった。普段何気なく読んでいる新聞の記事には、それを書いた記者がいるという当たり前のことを思い出した。

が、一番印象に残ったのは、著者のミニマリストぶり。

東北の震災を機に、著者は節電をし始める。エアコンもコタツもホットカーペットも電気毛布も処分してしまう。さらには、冷蔵庫まで捨ててしまう。掃除機もない。それでもやっていける方法が書かれていて、ミニマリストを目指す人には参考になる。『そして誰もいなくなった』ではないが、最後に残ったのは、電灯、ラジオ、パソコン、携帯電話であるという。

ミニマリストに興味はなかったけど、挑戦してみたいかもと思ってしまったところに、コラムの説得力があるように思う。