読書記録(書評・感想)ブログ

本の感想や書評、粗筋、引用などの読書記録。1980年生まれ。

癒し系作家益田ミリの:『ふつうな私のゆるゆる作家生活』

 

ふつうな私のゆるゆる作家生活 (文春文庫 ま 23-2)

ふつうな私のゆるゆる作家生活 (文春文庫 ま 23-2)

 

益田ミリ。好きな作家の一人です。

恐らく女性ファンが多い作家だと思います。

有名なのは『結婚しなくていいですか。』ではないでしょうか。

私もこの本で著者のことを知りました。

それ以来、何冊も著者の本を読んでいます。

先日、大きい本屋をぶらぶらしていて見つけたのが本書です。

彼女の本を、本屋で見つけると、以前に読んだことがあるのかどうかを確認します。

これをやらずに即買いをすると、いざ読んでみると、前に読んだことがあったなんてことになりかねません。書名で分からないのかと思われるかもしれませんが、意外と分からないものです。

先日もパラパラとめくって確認してから、購入しました。奥付を見ると最新刊ではないようです。単行本としては2009年に発行されています。

著者は、癒し系です。それが漫画であれ、エッセイであれです。

疲れていて小難しい本なんて読む気にならない、けれど本は読みたい、という時に読むのにちょうどいい本です。都合の良い本と申し上げたら、感じが悪いでしょうか?そうでもないでしょうか?

本書は漫画です。その漫画の主人公が著者である益田さんです。作家(漫画家)である彼女の日常を描いたものです。彼女自身は人として描かれているのですが、他の登場人物は顔が動物となっています。顔以外の体は、人のそれです。その彼らが普通に言葉を操っているのがなんだか可笑しいです。

編集者との打ち合わせが何度も出てきます。いろいろな編集者がいます。こいつ失礼だろ、という編集者や、丁寧に仕事をする編集者もいます。なのに、彼らの顔は皆一様に動物なのです。

随所に見られる謙虚な姿勢が、安心して読むことを担保してくれているように感じました。