本読み

読書記録。1980年生まれ/男

知ってますか自分の強み?:『さあ才能(じぶん)に目覚めよう』

 

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

  • 作者: マーカスバッキンガム,ドナルド・O.クリフトン,田口俊樹
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2001/12/01
  • メディア: 単行本
  • 購入: 160人 クリック: 3,045回
  • この商品を含むブログ (461件) を見る
 

いろいろな本で言及されていたので読んでみました。発行されたのは15年以上前です。もっと早くに読みたかったくらいに素晴らしい本でした。

本書の趣旨は「強み革命」です。強みの何たるかを知り、自らの強みの源泉を見つけようというものです。弱点をカバーするよりも、強みを鍛える方が成功に結びつくそうです。弱点の克服は失敗を避ける助けにしかならないといいます。しかし、実際の企業では弱点の克服に重きを置き過ぎているとありました。

成功への秘訣は、繰り返される行動パターンを把握し、それを生産性のある本当の強みにするとありました。そして、この強みは一人一人独自で永続的なものでした。努力でどうにかなるものではないのです。成功者がしばしば「自分はこういうことが強みだから」と述べているのを思い出しました。彼らは自分のことをよく把握しているのだと思います。

強みなんてないよと思っている人も本書のストレングス・ファインダーというテストを行うことで自分の強みを知ることができます。ネット上で出来るのですが、本書の付録のアクセスコードが必要なので、テストするには本書が必要になります。

このテストでは34の資質の中から5つの自分の資質が示されます。この34の資質から5つの資質が選ばれる組み合わせは3300万通りで、結果を示されると自分の独自性に誇らしくなります。自分の成功や実績、さらには小さな意思決定までもがこの資質から影響を受けていて、自分のことをより正確に把握できるようになるとありました。普段の無意識の反応が意識下に置かれるとも表現されていました。

ちなみに自分の資質は、「内省」「慎重さ」「学習欲」「収集心」「親密性」でした。なるほどと肯定できるものばかりです。

この資質はあくまでも「強みの芽」に過ぎません。潜在能力を活かせる可能性が高い5つの資質に過ぎないのです。この5つの資質は磨いて行かないと宝の持ち腐れになってしまいます。しかし、ほとんどの人はこの自分の強みを把握していないはずです。とすれば、本書で自分の強みが把握できるのならば、それだけで読み価値があると思うのですが、いかがでしょうか?