本読み

本の感想や書評、本の案内ブログ、かつ自身の読書記録です。1980年生まれ/男

『バフェットの株主総会』

 

バフェットの株主総会

バフェットの株主総会

 

この本は読売新聞の書評で紹介されていた。どうやら2009年の1月くらいに紹介されていたみたい。それをようやく読んだのは、今日である。バフェットは、世界でも名だたる投資家である。もちろん金持ちだ。それでいて倹約家でもある。 本書は、バフェットの株主総会を実際に著者が参加しそれを記述したものである。

質問は人生相談から宗教の問題までとバラエティに富んでいて面白い。逆に会社の業績については、腫れ物にでも触るかのようにさけている。一体なぜなのかは、本書を読んでも僕には分からなかった。業績については、心配していないという株主からのメッセージなのか?

バフェットは、徹底して合理的に考えて投資を行う。しかし、合理的に考えることが出来るようになるためには相当の努力をしていたと思われる。実際に、彼は相当の読書家であり、読むことの大切さを指摘している。

また、彼は投資が子供の頃から好きだったと告白している。投資に興味を持ったのは父親の影響である。彼は、多くのことを父から学んだという。彼と一緒に株主総会の質問に答えるチャーリーも父からの影響を強く受けている。良い父親を持ちたいものだ。

そして、慎重さと大局観を失わない洞察力。 成功は、偶然ではないと思わせる。さらに、「幸運な1パーセントとして生まれた人間には、残りの99パーセントの人間のことを考える義務があります」という正義感まであるのだ。参った。