読書記録(書評・感想)ブログ

本の感想や書評、粗筋、引用を自由に書く読書記録。1980年生まれ。

人類の宇宙に対する考察の歴史:『すごい宇宙講義』

 

すごい宇宙講義

すごい宇宙講義

 

人類がいかに宇宙を知ろうとしてきたかのを描いた本書。その過程で科学的な考え方を感じて欲しいというのが著者の狙いである。本書は一般の方に向けた講義を書籍化したもので、数式はほとんどなく、多くのイラストがありイメージを持ちやすいつくりになっている。

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『いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件』

 

いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件

いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件

 

本書は2007年に名古屋で起きた闇サイト殺人事件を描く大崎善生によるノンフィクションである。著者自身、これが5冊目のノンフィクションであるが、本ブログではその全て紹介してきた。そのどれもが感動的であり大ファンになってしまったのだ。もちろん今回もその期待を裏切らない。

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股関節を柔らかくするために:『お相撲さんの”腰割り”トレーニングに隠されたすごい秘密』

 

お相撲さんの“腰割り”トレーニングに隠されたすごい秘密 (じっぴコンパクト新書 053)

お相撲さんの“腰割り”トレーニングに隠されたすごい秘密 (じっぴコンパクト新書 053)

 

書名の腰割りとは、立ったまま股関節を開き、膝を曲げ腰を上げ下げする動作のことである。お相撲さんの四股を踏む前の動作であり、イチローが準備体操で行う動作でもある。

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ストア派哲学:『人生談義』

 

人生談義〈上〉 (岩波文庫)

人生談義〈上〉 (岩波文庫)

 

  

人生談義〈下〉 (岩波文庫)

人生談義〈下〉 (岩波文庫)

 

 多くの哲学者を輩出した古代ギリシャ。ソクラテスやプラトン、アリストテレスほど有名ではないが、本書のエピクテートスもその一人だ。ソクラテス同様、彼自身は書物を書いていなくて、内容は彼の弟子が彼の言葉をメモしたものを再現したものである。

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本番は仕事が終わった後で:『40歳を過ぎたら定時に帰りなさい』

 

本書は40歳以上の会社員をターゲットとした処世術だ。出世を諦めた人や出世に興味のない人にお勧めの本である。また、趣味のない人や家族との関係がうまくいかない中年ミドルの人にも参考になりそうだ。

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『読書論』

 

読書論 (岩波新書)

読書論 (岩波新書)

 

発行は1950年と古く文体も堅く、決して読みやすいとは思われないが、その主張はどこかで聞いたものが多い。主張の目新しさはそれほどなかったが、その主張を裏付けるために漱石や鴎外の文献が引用され、読んでいて刺激を受けるものだった。

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『教養としての仏教入門』

 

教養としての仏教入門 身近な17キーワードから学ぶ (幻冬舎新書)

教養としての仏教入門 身近な17キーワードから学ぶ (幻冬舎新書)

 

釈迦と阿弥陀の違いを分からないほど仏教に疎い私を助けてくれた本書。読んでも決して煩悩がなくなる訳ではないが、どんな仏がいて、どんな宗派があり、どんな生き方を仏教が目材していて、どんな所が他の宗教と違うのかが理解できるようになる。本書を読む前に別の新書で仏教の入門書を読んで見たけど、本書の方が分かりやすい。入門書は本書のように分かりやすいものであって欲しい。

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