読書記録

本の感想や書評、粗筋、引用などの読書記録。1980年生まれ。

『amazon世界最先端の戦略がわかる』

 

amazon 世界最先端の戦略がわかる

amazon 世界最先端の戦略がわかる

 

アマゾンを説明した本で、これほど分かりやすい本はないのではないか。本書は、アマゾンが何をしてるのかやその仕組み、その趣旨を分かりやすく解説する。難しい話を難しく説明するという態度でないのが素晴らしい。先へ先へと読みたくなる本である。

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 『超訳 ヒルティの幸福論』

 

超訳 ヒルティの幸福論: 世界で一番幸せになる「思考力」 (単行本)

超訳 ヒルティの幸福論: 世界で一番幸せになる「思考力」 (単行本)

 

 

ヒルティの『幸福論』を読むとなると、分厚い岩波文庫3冊を読まなくてはならない。しかも注釈の多さがその大変さを助長する。しかし、本書では『幸福論』のエッセンスを2時間でつかむことができる。なんだかヒルティの『幸福論』が安っぽくなった気がしないでもないけれど。それでも『幸福論』は素晴らしい本だ。

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『英単語の語源図鑑』

 

英単語の語源図鑑

英単語の語源図鑑

  • 作者: 清水建二,すずきひろし,本間昭文
  • 出版社/メーカー: かんき出版
  • 発売日: 2018/05/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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語源を通じて英単語の意味を覚えようというコンセプトの本である。とりわけ珍しいものではないので、最初は気にしていなかった。しかし、本書が売れていると聞くと、にわかに欲しくなり、買ってしまった。

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『東京百景』

 

東京百景 (ヨシモトブックス)

東京百景 (ヨシモトブックス)

 

 

お笑い芸人の又吉のエッセイである。東京にある100の思い出の場所を綴ったものである。これだけの数が思い出の場所となっているのが、そもそも凄い。東京に住まない人にとっては場所のイメージが沸きにくいかもしれないが、問題なく楽しめる。読めば笑える本だから。書名は、太宰の『東京八景』を意識したとのことだ。太宰同様、自意識は過剰で、あるのは罪の意識である。

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『うつ病九段 プロ棋士が将棋を亡くした一年間』

 

うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間
 

著者の先崎9段の棋戦への休場が発表されたとき、なにかの病気だと思った。しかし、それはうつ病以外の病気で、まさかうつ病による休場とは思わなかった。本書は、そのうつ病発症の過程からその回復していく模様を先崎自身が綴ったもの。

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『凶悪 ある死刑囚の告発』

 

凶悪―ある死刑囚の告発 (新潮文庫)

凶悪―ある死刑囚の告発 (新潮文庫)

 

潮出版の事件ものノンフィクションは素晴らしいものが多い。本書も傑作である。映画にもなっているが、本の方がいい。本の映画化はよくあることだけれど、似て非なるものだと思う。

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再読:『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』

 

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)

 

本書は故米原万里が10代の前半にプラハソビエト学校で過ごした時の3人の女性との友情を描いたノンフィクションであり、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞している。この章の受賞作は面白いものが多い。

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