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本読み

本の感想や書評、本の案内ブログ、かつ自身の読書記録です。1980年生まれ/男

人間って恐ろしい:『でっちあげ』

 

でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相 (新潮文庫)

でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相 (新潮文庫)

 

本書は2003年に殺人教師として世間を騒がせた福岡県の小学教師が実は全くの無実だったという、その軌跡を追ったノンフィクションである。世の中の理不尽さと人間の豹変ぶりという自分の人生では決して体験したくないことを疑似体験することができる。

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分かりやすく書くための:『〈新版〉日本語の作文技術』

 

【新版】日本語の作文技術 (朝日文庫)

【新版】日本語の作文技術 (朝日文庫)

 

分かり易い文(文章)の書き方を教えてくれる本書は、30年以上も売れ続けているロングセラーである。今まで読んだ文章読本の中で最も有意義な本であった。故に、もっと早くに読みたかった。そうすれば今よりも少しはいい文を書いていただろうから。

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ラマンチャの男:『LIFE アンドレス・イニエスタ自伝』

 

LIFE アンドレス・イニエスタ自伝

LIFE アンドレス・イニエスタ自伝

  • 作者: アンドレス・イニエスタ,グレイヴストック陽子
  • 出版社/メーカー: 東邦出版
  • 発売日: 2017/02/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2つ前の記事でも言及したイニエスタの自伝を読み終えた。書名は自伝となっているが、評伝の色が強い。イニエスタに関係する人達の証言からイニエスタがどういう人なのかを浮かび上がらせている。その証言者は、家族、友人、チームメート、監督、チームスタッフと多岐に渡る。本書においてイニエスタは完璧主義者と何度も形容されていたが、本書にも強いこだわりがあるようで完成までに数年を要している。

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英語の大家、齋藤秀三郎の英文法書:『実用英文典』

 

実用英文典

実用英文典

 

本書は英語の大家、齋藤秀三郎の英語の文法書である。彼は仙台藩士の長男として1866年に生まれ、5歳から英語を学び始めたという。およそ30年後の日清戦争から日露戦争の時代にかけては日本での英語熱が凄まじかった時代である。1900年は夏目漱石がイギリスに留学した年であり、同世代の新渡戸稲造や岡倉天心は英語で日本を伝える本を書いた。

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FCバルセロナに関する本3冊、『LIFE アンドレス・イニエスタ自伝』、『ゴールは偶然の産物ではない』他

最近wowwowでスペインリーグのサッカーをよく見ている。見るのはたいていバルセロナかレアルマドリードの試合である。前回のクラシコはあまりに素晴らしく、フットボールを見て久しぶりに感動してしまった。レアルの終了間際の得点で1−1の引き分けで終わった試合なのだが、レベルの高い試合を見ることができて大満足だった。僕はバルサファンなので歯がゆい思いがあったのは事実だけど。

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『杉村太郎、愛とその死』『TOEICテスト900点TOEFLテスト250点への王道』『アツイコトバ』『絶対内定』他

 

杉村太郎、愛とその死

杉村太郎、愛とその死

 

本書は故杉村太郎の妻であった著者が、彼との出会いから癌によって亡くなるまでを回想したもの。杉村太郎の本はいくつか読んでいて、随分魅力的な人だと思っていたが、本書はその思いを一層強くしてくれた。平易な言葉で綴られているので前へ前へと読み進めることができ、それでいて感動的な本である。

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快適に起きるために:「朝5時起きが習慣になる5時間快眠法」

 

朝5時起きが習慣になる「5時間快眠法」―――睡眠専門医が教えるショートスリーパー入門

朝5時起きが習慣になる「5時間快眠法」―――睡眠専門医が教えるショートスリーパー入門

 

僕は目覚めが悪い。気持ち良く起きることができたらどんなにいいだろうと思うけど、実際に起きる時はいつだって死にそうなくらいに眠い。その死にそうな状況を緩和できたらいいなと思い本書を手にとってみた。

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